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Oracle TimesTen Replication - TimesTen to TimesTen開発者および管理者ガイド
リリース6.0
B25769-01
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アクティブ・スタンバイ・ペアの設定

アクティブ・スタンバイ・ペアを設定するには、次のタスクを実行します。

  1. データ・ストアを作成します。
  2. レプリケーション・スキームを作成します。CREATE ACTIVE STANDBY PAIR文を使用します。

例7.1では、master1およびmaster2がマスター・データ・ストアとして指定されています。sub3およびsub4はサブスクライバ・データ・ストアとして指定されています。データ・ストアはnode1、node2、node3およびnode4に存在しています。レプリケーション・モードはRETURN RECEIPTです。

FullStoreName(master1 ON "node1")はオプションの形式です。master1をデータ・ストア名として指定する方法が正しい方法です。

例 7.1
CREATE ACTIVE STANDBY PAIR master1 ON "node1", master2 ON "node2"  
  RETURN RECEIPT 
  SUBSCRIBER sub1 ON "node3", sub2 ON "node4" 
  STORE master1 PORT 21000 TIMEOUT 30 
  STORE master2 PORT 20000 TIMEOUT 30; 
  1. master1にレプリケーション・エージェント・ポリシーを設定し、レプリケーション・エージェントを起動します。詳細は、「レプリケーション・エージェントの起動および停止」を参照してください。
  2. データ・ストア(master1)で、ttRepStateSet('ACTIVE')を実行します。
  3. アクティブ・マスター・データ・ストア(master1)をスタンバイ・マスター・データ・ストア(master2)に複製します。データ・ストアを複製するには、ttRepAdmin -duplicateユーティリティまたはttRepDuplicateEx C関数のいずれかを使用できます。
  4. master2にレプリケーション・エージェント・ポリシーを設定し、レプリケーション・エージェントを起動します。詳細は、「レプリケーション・エージェントの起動および停止」を参照してください。
  5. master2がスタンバイ状態になるまで待機します。master2の状態を確認するには、ttRepStateGetプロシージャを使用します。
  6. すべてのサブスクライバ(sub1およびsub2)をスタンバイ・マスター・データ・ストア(master2)から複製します。詳細は、「サブスクライバへのマスター・データ・ストアのコピー」を参照してください。
  7. サブスクライバでレプリケーション・エージェント・ポリシーを設定し、各サブスクライバ・ストアでエージェントを起動します。詳細は、「レプリケーション・エージェントの起動および停止」を参照してください。